ユースケース:[容量の使用傾向] および [最適化] オプションを使用した環境内のリソース使用率の管理

本項では、リソース使用率の原因を特定し、容量の使用傾向を確認し、これに応じてリソースを割り当てることができるシナリオを示します。

シナリオ

ジョンはVMware管理者で、仮想化環境内のすべてのエンティティのパフォーマンスを監視しています。彼は最適な方法でリソースを使用することで、最適なコストで信頼できるパフォーマンスを確実に実現したいと考えています。

彼はあるデータセンターの使用率が70%近くになることに気づいており、このデータセンターにより多くのリソースを追加したいと考えています。彼は使用率を確認して環境を最適化したいと考えています。また、使用率の低いリソースをどこで再利用できるかを分析し、必要に応じてこれらのリソースを追加したいとも考えています。

この操作には次の手順が含まれます。

  1. HP Virtualization Performance Viewerユーザーインターフェイスにログオンします。

  2. [ツリーマップ ビュー] > [データセンター] に移動し、全体の使用率を表示します。

  3. 赤色またはオレンジ色に表示されているデータセンターを選択します。選択したデータセンターを右クリックして、[容量傾向] オプションを選択します。[概要] ページが開きます。または、HP vPVのホームページからをクリックすると、 [概要] ページを開くことができます。 このページでは、データセンター、クラスター、ホスト、およびデータストアの詳細を確認できます。

    [概要] ページで確認できる点は次のとおりです:

    さらに、[概要] ページから全体的なCPU、メモリおよびストレージ使用率を確認できます。ここではたとえばCPU割り当てが容量よりもはるかに高いことを確認できます。CPU使用率は大変低くなっています。使用率が高まって容量に近づいた場合、より多くのリソースを追加するか再利用可能なリソースを確認することができます。

    円グラフからは、リソースのサイズが小型であるか、超過しているか、適正であるかを確認できます。詳細については、「グラフ表示」を参照してください。

    移動することにより、[概要] ページのクラスター、ホスト、データストアの詳細をさらに確認できます。利用可能な属性を使用すると、ドリルダウンして割り当て、使用率、再利用可能なメモリおよびCPUに基づくCPUおよびメモリの利用可否を確認できます。

    クラスターの1つに関して再利用可能なCPUが530.53 GHzであることを確認すると、移動することで、適正サイズ、小型サイズ、サイズ超過のCPU使用率を確認できます。[再利用可能な CPU (GHz)] の値をクリックすると、[CPUサイズ] ページが開きます。VM名、サイズ、割り当てられたCPU、および推奨CPUを確認できます。円グラフにサイズ超過、小型サイズ、および適正サイズのVMが示されます。詳細については、「グラフ表示」を参照してください。

    ドリルダウンして、小型サイズのVMを確認できます。HPは推奨CPUなどのヒントを提供しています。ヒントに従い、この小型のVMにより多くのCPUを割り当てることができます。

    小型のVMのより詳細な情報を確認するには、VMをクリックして、VM使用率を確認します。[VM の概要] ページが開きます。

    [VM の概要] ページで確認できる点は次のとおりです:

    右側のパネルで、VMの概要を確認します。VMがホストされている場所や、VMが属しているデータセンターなど、VMに関する詳細を確認できます。[VM の概要] ページで、選択したVMのリソース使用率に関するヒントを確認できます。

    VMのリソース使用傾向を確認し、詳細に関しては次のグラフを確認できます。

この例からは、次の結論を導き出せます。